残念ながらライブハウスでの新型コロナウイルス感染ニュースの影響で風評被害かもしれない予約キャンセルの連絡が続いている。
なかには、アワデラに初来店のお客さんも一定数あるようだ。
もしかするとライブハウスに初めて来るという人もいるかもしれない。

ジャズの生演奏を見られるジャズクラブ、ライブハウスという業態はロックやポピュラーのような、スタンディング前提や、映画館のような椅子だけというような大きな会場ではない。むしろレストラン、喫茶店の営業の傍ら生演奏の日があるというキャパ十数人~2・30人という小規模店が多い。

もちろんスタンディングではなく、椅子とテーブルが配置され、密着しようとも椅子とテーブルがあるのでお客さん同士の一定間隔が保たれる。
レストランや喫茶店は普通に営業して、お客さんも入っている。

ジャズライブの場合は、ロックやポピュラーのように、大歓声で応援するとこもなく、せいぜい曲中、曲間にイエーイと一部のお客さんがあまり大きくない声を出すくらい。このご時世だとそれも憚られる。

また、レストランや喫茶店と異なり、飲食のために口を開ける時間は僅かで短い。むしろ音楽鑑賞に集中し、時折水分補給のためにドリンクを飲むくらいで、ほとんどの時間、口を閉じている。

小規模ジャズライブハウスでの飛沫感染のリスクは、ロックのライブハウスや、既存の通常営業中のレストランや喫茶店よりも低いのではないだろうか。それでもキャンセルするのは、最後にはお客さんの自主的判断に委ねるしかないのだが、もしもジャズライブハウスについての無知や誤解があるのなら、それは払拭するために声を上げたい。

ちなみに、アワデラ当店における新型コロナウイルス感染予防取り組みは以下のよう。


▼エレベーター降りたらいきなりの注意喚起
▼入り口すぐに洗面台、手洗いとうがい用コップホルダー完備
▼高い吹き抜け天井とサーキュレータによる強制換気
▼空気清浄機フル稼働
▼加湿器で適度な加湿
▼しつこいほどの注意喚起
▼トイレ使用前後では貴重なアルコール消毒を
▼店内の手摺りドアノブ、エレベーターの5Fボタンと開閉ボタンは営業前後で消毒清拭
▼各種除菌用材の用意と使用